社会福祉法人紫雲会は昭和44年に国の認可を受け、翌45年に特別養護老人ホーム「紫雲荘」を開設いたしました。

その後、昭和47年に盲養護老人ホーム「三国寮」、そして昭和49年には障害者支援施設「本城苑」を開設し、三施

設を中心に利用者の福祉の向上に努めてきました。

その後、高齢者や障害を持つ方々の在宅生活を支援するため、各種の在宅福祉事業を展開して現在に至っております。

紫雲会がこれまで50年以上にわたり、福祉事業を通して社会福祉法人としての社会的責任を滞りなく果たすことが

できたのは、地域の方々、家族会、そして行政機関の協力と支援によるものであり深く感謝申し上げます。

さて、法人設立から約50年、日本の社会構造は大きく変わり、福祉環境も変わりました。農林業のウエイトの低下に

象徴される産業構造の変化により、田舎から都市部へと大きな人口移動が起こり、地方の高齢化と過疎化が進みました。

又、日本人の家族観も変化し、以前は普通であった高齢者が孫や家族に囲まれて暮らすケースは少なくなり、独居か高

齢者夫婦のみで暮らすのが普通となりました。

そして人生最後の日々は、他人の介護の支えにより施設で過ごすのが一般的な時代となりました。

障害者福祉に関しても「障害者総合支援法」をはじめとした法整備が進められ、障害を有する方々の就業を含め、生活全般にわたるノーマライゼーションを

推進することが求められています。

豊後大野市では今後高齢者の減少が予想されますが、過疎であるが故に、福祉に対する多様な需要と重要性は一層増していくと考えられます。

紫雲会はこれからも50年の歴史で培った利用者からの信頼を大切にし、しかし伝統に胡坐をかくことなく時代の変化に対応し、福祉事業を通して地域に貢献

していく所存です。そして利用者の皆様が心穏やかに豊かな気持ちで過ごせることを願っております。

引き続きご支援のほど、よろしくお願い致します。

 

紫雲会理事長  渡邊 円世